お風呂場で感染する可能性がある梅毒のように、性感染症の中には、ベッド(性行為)以外でも感染するものがあります。たとえば、毛じらみ症なども…
毛じらみ症の感染を防止するためには、家族内でもタオルや毛布の共有禁止!
毛じらみ症は、シラミの一種である「毛じらみ」が陰毛に寄生する事によって引き起こされる病気。なので、感染者と性行為をして、相手の陰毛と接触すると、毛じらみ症になる可能性が生じます。
というわけで、毛じらみ症は、コンドームをしていても防止できないので、大きな注意が必要。当然ながら、相手が毛じらみ症である場合は、性行為は自粛(我慢)しなければなりません。どんなに好きな相手であっても!
また、毛じらみ症は、性行為以外でも感染することがあるので、そのことにも大きな注意が必要になります。毛じらみ症は、プールやサウナ、銭湯(温泉)などで、感染者と同じタオルを使うことによっても、感染することがあるからです(家庭内で、毛布を共有することによっても)。
そんなわけで、毛じらみ症の感染を防ぐためには、家族内でもタオルや毛布などは共有しない方がいい、ということになります。ちなみに、毛じらみの治療費の目安は、上野クリニックの場合、2,000円(診察費)であるようです。