太腿の付け根にしこりができていた場合、梅毒や性器ヘルペスであることが疑われます。また、梅毒や性器ヘルペス以外にも…
自己判断は難しいので、病院で診察を!
太腿の付け根は、リンパや血管が集まっているところ。だから、しこりができやすいので、「太腿の付け根のしこり=○○」と即断することはできません。梅毒や性器ヘルペスになると、太腿の付け根にしこりができることがあるのですが、その他にもいくつかの原因が考えられるからです。
太腿の付け根にしこりができた場合、梅毒や性器ヘルペスなどの性病以外では、リンパ筋の腫れ(風邪やインフルエンザになったり、足を怪我した場合、太腿の付け根のリンパ筋が腫れ、しこりができます)や脂肪腫(皮下に発生する軟部組織の腫瘍)、粉瘤(表皮でできた袋のような腫瘍)などが疑われます。脂肪腫や粉瘤は、いずれも良性の腫瘍なので、命の危険はないのですが、太腿の付け根のしこりは、悪性のリンパ腫や軽部肉腫の可能性もあるので、大きな注意が必要になります。
ちなみに、上野クリニックのホームページには、太腿の付け根のしこりの原因が、梅毒や性器ヘルペスであった場合の判断方法などが、詳しく記述されています。