性病は、性行為だけで感染するわけではありません。HIVや梅毒のように、血液感染をするものなどもあるからです。
父親が風俗に行ったら、数日後に一緒に暮らす子供が感染する可能性も!?
HIVや梅毒、B型肝炎などは、感染者の血液が自分の血液に入ることによって感染します。なので、性行為をしていなくても、刺青や注射針の使い回しなどで感染する可能性もあります。
また、原虫が原因となって感染が起こる膣トリコモナス症やケジラミ症なども、性行為をしていなくても感染することがあるので、大きな注意が必要になります。それらの病気の原因となる原虫は、空気に触れても死ぬことがないため、感染者の身体からタオルや便座、浴室のマットや寝具などにこぼれ落ちても生き続け、今度は、そこから他の人間に感染することがあるからです。
なので、風俗に行って、トリコモナスやケジラミをもらって帰ってきてしまうと大変。当然ながら、トイレやお風呂、タオルなどを共有すれば、父親が幼い子供にうつしてしまう、といったケースも十分にありえるので、まったくシャレになりません。
というわけで、性行為以外でも感染する可能性がある、HIVや梅毒、膣トリコモナス症やケジラミ症などを予防する(または、誰かにうつさないようにする)ためには、そういったことも頭に入れておく必要があります。
ちなみに、上野クリニックでは、性病の検査や治療だけでなく、性病に関するあらゆる悩みや疑問にも応(答)えてくれるようなので、もし何か不安に感じることがあったら、まずは一度、電話やメールで問い合わせ(相談)をしてみるといいかもしれません。