混同されることが多いHIVとAIDS(エイズ)。その違いは?
エイズは潜伏期間が長いため、症状が出ていなくても、定期的に検査を受けることが大切!
HIVは、「Human Immunodeficiency Virus」の略語で、日本語に訳すと、「ヒト免疫不全ウイルス」となります。一方のAIDS(以下エイズ)は、「Acquired Immunodeficiency Syndrome」を略した言葉で、日本語に訳すと、「後天性免疫不全症候群」となります。
というわけで、HIVはウイルス(病原菌)で、エイズは症候群(ある病的状態の場合に同時に起る一群の症状)であるので、HIVとエイズの違いは、病原体と病気ということになります。
そんなわけで、HIVに感染するとエイズになるわけですが、エイズは潜伏期間がかなり長い(1~10年程度)ため、HIVに感染してもすぐに発症するわけではありません。なので、症状のあるなしに関わらず、定期的に検査を受けることが非常に大切になります。
ちなみに、上野クリニックでエイズの検査を受けた場合の料金の目安(検査費)は、10,000円であるようです。