梅毒の感染者数は、年々増加しており、昨年は42年ぶりに4000人を突破。その理由は…
風俗を含め、パートナー以外と性行為をした場合は、アフターケアをしっかり!
昨年度の梅毒の感染者数は4,559人(国立感染症研究所が発表)。2010年は621人であったので、わずか6年で約7倍に増加。今年度の感染者数も、3月26日までに1000人を突破(1013人/速報値)しているようなので、昨年の感染者数を上回ることも十分に考えられる状況となっています。
ペニシリンの普及によって、日本では過去の病気になったと思われていた梅毒が、なぜゆえにまた、急激な増加傾向を見せ始めたのかと言えば、それはズバリ、ここ数年で、日本を訪れる外国人の数が大幅に増加したから! 梅毒と同じように、昔の病気と思われていた結核やはしかなどが、ここ数年で再び増加傾向を示していることからも、近年のグローバル化が関係していることが十分に考えられるのです(もちろん、それ以外の原因もあるのでしょうが)。
というわけで、梅毒はもはや過去の病気ではなく、いつ感染してもおかしくなくなっているので、十分な警戒や対策が必要とされます。なので、性行為はパートナーとだけ、「ナンパしてそのまま…」なんてことは論外。もしパートナー以外の相手と性行為をした場合は(仕事の付き合いで、風俗遊びをした時なども)、アフターケア(それからしばらくは、パートナーとの性行為も自粛。念のために、病院で検査を受ける)をしっかり行うことが必須にして、非常に重要になります。
ちなみに、上野クリニックでは、性病の検査や治療だけでなく、性病に関するあらゆる悩みや疑問にも応(答)えてくれるようなので、梅毒関連のことに限らず、もし何か不安に思うようなことがあったら、電話かメールで問い合わせ(相談)をしてみるといいかもしれません。