性病の中には、痒みを感じるものがいくつかあります。特に、ケジラミ症は…
ケジラミ症になったら、陰毛を全剃り!?
股間に痒みを感じる性病には、クラミジアやカンジダ症、ケジラミ症などがあります。日本で一番感染者数が多い(100万人以上とも言われています)クラミジアは、排尿痛や尿道からの膿などとともに、尿道の痒みや不快感などの症状が現れることがあります。カンジダ症の症状にも、亀頭のただれや尿道炎などとともに、亀頭や外陰部の痒みがあるのですが、男性の場合は、症状が出ないことが多いので、激しい痒みでのたうち回るようなことは、まずありません。
というわけで、クラミジアとカンジダ症の痒みは、それほど激しくはないのですが、ケジラミ症になった場合は、夜に眠っていられないほどの激しい痒みを感じる場合もあるので、痒みに関する大きな注意が必要になります。
そんなわけで、ケジラミ症になった場合は、ケジラミが寄生している陰毛を剃り落とすことが必要になります(薬を塗って対処することもできます)。ちなみに、上野クリニックのホームページには、ケジラミの対処法は、「毛じらみの治療としては、清潔にしたうえで治療薬を塗りますが、この治療薬は毛じらみの卵には効果がありません。時には陰毛をそることも必要です。下着や寝具を清潔にするといった、日ごろのケアが大切です。」と記されています。