仮性包茎を自力で矯正する方法に、剝き癖をつけるというものがあります。ですが、これは…
重度の仮性包茎の場合、無理やり剝いてしまうと、カントン包茎に陥る危険があるので、大きな注意が必要!
まず、“剝き癖をつける”という方法は、さほど有効ではありません。なぜならば、自力で皮を剝いて、癖をつけたとしても、亀頭が大きくならなければ、包皮は元の状態に戻ってしまうからです。なので、剝き癖をつけるという方法が有効になるのは、ペニスが成長過程にある20歳くらいまで(当然、その年齢には個人差があります)。なので、体の成長が止まった後に、いくら剝き癖をつけても、脱包茎を果たせる確率は、かなり低くなってしまいます。
というわけで、剝き癖をつけるという方法は、思春期の少年にはそれなりに有効、ということになります。しかしながら、乱暴(強引)に皮を剝いてしまうと、ペニスに大きなダメージを与える可能性もあるので、大きな注意が必要になります。特に、包皮口が狭い方は要注意。そういう男性が、ペニスの皮を無理やり剝いてしまうと、元に戻らなくなってしまう(その状態がカントン包茎)ことがあるので、手で皮を剝くことに難しさを感じる方は、剝き癖をつけるという方法を避けなければなりません。
そんなわけで、包皮口が狭いタイプ(重度)の仮性包茎は、真性包茎と同じように、早めの治療(手術)が必要になります。ちなみに、上野クリニックでは、包茎の治療だけでなく、包茎に関するあらゆる悩みや疑問にも応(答)えてくれるようなので、もし仮性包茎の度合いを自己判断することが難しかったら、電話かメールで問い合わせ(相談)をしてみるといいかもしれません。