伝染性単核球症は、キスでうつることがあるため、欧米では、キス病と呼ばれています。
免疫力の弱い乳幼児は、軽いキスでも感染する可能性が!
伝染性単核球症は、性病ではないのですが、キスでうつることがあり、そのために欧米ではキス病と呼ばれています。
伝染性単核球症は、EBウイルスの感染で起こる病気で、感染すると、風邪のような症状(倦怠感や喉の痛み、首のリンパ節の腫れなど)が現れ、発熱が何週間も続くこともあります。
伝染性単核球症の原因となるEBウイルスは、感染者の唾液の中にいるため、キスだけでなく、飲み物の回し飲みなどでも感染します。なので、キスをする機会が多い方は要注意。特に、不特定多数の異性との交流がありそうな相手とキスをする時は、大きな注意が必要になります。また、伝染性単核球症は、免疫力の弱い乳幼児が、母親とのキスで感染することもよく見られるため、既婚で小さな子供を持つ男性は、そのことにも注意が必要になります。
ちなみに、性器ヘルペスや咽頭クラミジア、咽頭淋病などの性病も、キスだけで感染する可能性があります。上野クリニックでは、性病の治療だけでなく、性病に関するあらゆる悩みや疑問にも応(答)えてくれるようなので、もし誰かとキスをした後に異変を感じるようなことがあったら、まずは一度、電話やメールで問い合わせ(相談)をしてみるといいかもしれません。