検査キットを使えば、自宅で性病の検査をすることができますが、その場ですぐに結果が出るわけではありません。検査キットを使って血液のサンプルなどを採取したら、それを専門の検査機関に郵送し、陽性であるか否かを判断してもらう必要があるからです。
専用の器具を使って検体が採取できたら衛生検査所に郵送
検査キットを使って性病の検査をする場合、まずは、検査キットをネット通販で購入する必要があります(クレジットカードや代引き、郵便局での現金払いなどの中から、支払い方法を選ぶことができます)。そして、検査キットを自宅やコンビニ、郵便局などで無事に受け取ることができたら、いざセルフ検査! ということになるのですが、実際に検査に必要な検体(血液、尿、膣分泌液、うがい液など)を採取する前に、取り扱い説明書を熟読しなけれななりません。使用方法を間違えてしまうと、正確な検査結果が出なくなってしまうからです。
というわけで、検査キットが届いたら、まずは取り扱い説明書をよく読み、それから専用の器具を使い、検体を採取するようにします。そして、採取した検体を国の認可を受けた衛生検査所に郵送することができたら、あとは検査の結果を待つだけ、ということになります。検査結果は、郵送されてくる書類でだけでなく、オンライン(携帯電話やパソコン)で確認することもできるので、家族と同居している方でも安心です。
そんなわけで、仕事や学校、家事などが忙しくて、病院に行く時間がなかったり、病院に行くことに抵抗がある、という方には、検査キットを使ったセルフ検査がピッタリ! と言えるかもしれません。ただし、検査結果が陽性であった場合は、当然ながら、上野クリニックのような専門のクリニックや総合病院の泌尿器科に行って、診察と治療を受けなければなりません。なので、陽性である確率が高そうな場合は、最初から病院に行って、検査を受けた方がいいかもしれません。