性病には、感染後に何も治療をしなくても、しばらくすると症状が消えるものがあります。ですが、それは完治したというわけではなく…。
自然治癒する性病はない、と考えておいた方が賢明!?
たとえばクラミジアは、感染してから1週間くらい経過すると、排尿時に尿道がしみるように痛んだり、痒みを感じるなどの症状が出てきます。ですが、自覚症状がないことや、感染して数日で自覚症状が消えてしまうこともあります。なので、自然に治ってくれたと思う方も多いようなのですが、残念ながら、それは完治したわけではなく、実際には潜伏期間に入っただけで、そのまま放置してしまうと、症状が進んでいってしまいます。また、クラミジアの他にも、一旦、症状が治まる性病がありますが、それらの病気もクラミジアと同様、放置しておくと、症状が進んでいってしまうので、大きな注意が必要になります。
というわけで、結論を申し上げるとするならば、自然治癒する性病はない、と考えておいた方が賢明、ということになります。クラミジアなどは症状が消えたからといって放置してしまうと、突然、腹部に激痛が走ったり、女性の場合は不妊につながることもあるので、何らかの症状を自覚したら、できるだけ早く病院に行き、適切な治療をすることがとても大切になります。
上野クリニックでは、性病の治療だけでなく、電話やメールで性病に関する相談にも乗ってくれるようなので、何か違和感を覚えたら、問い合わせをしてみるといいかもしれません。