レビトラは、「即効性が高く、持続性も優れている」という大きなメリットを持つED治療薬。しかしながら、「併用禁忌薬(併用した場合、作用の減弱、副作用の増強など、体に悪い影響が出る恐れがある、いわゆる“飲み合わせの悪い”薬)が他のED治療薬よりも多い」というデメリットもあり、実際に服用する際には、大きな注意が必要になります。
グレープフルーツを食した後にレビトラを服用すると危険!?
L-オーネスゲン錠 ニトログリセリン錠山川、アイスラール錠20mg、アイトロール錠10mg/20mg、アイロクール錠20、アパティアテープ、アンタップR、イソコロナールRカプセル。これらはすべて、レビトラの併用禁忌薬です。しかも、これはレビトラの併用禁忌薬のほんの一部に過ぎません(上野クリニックのホームページには、すべての併用禁忌薬が記載されています)。
というわけで、レビトラを実際に服用する際には、大きな注意が必要になるのですが、実は、レビトラには、他にも注意しなけれならない副作用があります。まず、レビトラの副作用として、最も多く報告されている症状には頭痛とのぼせがあり、その他にも、胃痛、めまい、鼻水、鼻づまりなどが起こる可能性があります。また、グレープフルーツを食した後にレビトラを服用すると、血中濃度が上がり過ぎてしまうことがあるので、グレープフルーツそのものだけでなく、グレープフルーツのジュースを摂取した後にも、レビトラの服用は避けるようにしなければなりません。
さらに、整脈、低血圧または高血圧症の方や、主成分であるVardenafil(バルデナフィル)に薬剤アレルギーのある方、脳梗塞、心筋梗塞や心不全を患った経験のある方、ニトログリセリン系の薬または心臓病を治療する薬を服用している方、肝臓障害、末期腎不全患者、不安定狭心症、遺伝性網膜変性症の既往歴のある方なども、レビトラを服用すると危険な状態に陥る可能性があるとされているので、やはり、大きな注意が必要で、レビトラを実際に使用する際には、医師による適切な処方が非常に大切になります。
上野クリニックでは、EDの治療はもちろん、EDに関するあらゆる相談にも乗ってくれるようなので、もしレビトラなどのED治療薬の使用を検討しているのであれば、一度、問い合わせをしてみるといいかもしれません。